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イタリア旅行記 健康・医療・美容・生活

イタリア旅行記 きょうの健康・医療・美容・生活
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ラガッツォイ 第一次大戦百周年 「落ちたら死ぬ」の連続、こんな博物館は嫌だ コルティナ・ダンペッツオ [イタリア2015]
ラガッツォイ山
日本では戦後70年ということで、騒がなくていいことで騒いでいるようですが、当地では「グレイト・ウォー」100周年なんですよ。つまりこの地でイタリア王国とオーストリア・ハンガリー帝国のカイザーとの闘いが始まってから100年目だというんですね。
それでドロミテの山岳部でも戦闘がありました。そこを野外博物館にしてるというので行ってみたんですけどね、2015メートルのファルツァーレゴ峠までバスで来て、そこからロープウェイで上がったところが2752メートル。山の上だけガスに覆われていて、視界はまったく利きません。なにも見えん。

ラガッツォイ山
で、「トンネルへ」と書いてある方向に降りるのですが、イタリア軍のトーチカの先に、塹壕があるらしいんですね。そこへ降りる道というのがとんでもなく急で、岩をくりぬいた道が続いていて、岸壁から滑落したらまちがいなく死ねて、かつ時々上からカラカラカラと乾いた音を立てて石が落ちてきて奈落の底に落ちていきます。あれに当たってもまちがいなく死ねるというおそろしい山道です。

ラガッツォイ山

この先にあるのが博物館
ラガッツォイ山


殺す気か! どこのカイジの鉄骨渡りだよ! 頭おかしいだろっ!

ラガッツォイ山

イタリア軍のトーチカまでは来ましたが、その先はどっちに転んでも死ぬので、ここで引き返します。トンネルを見るには、ヘルメットと懐中電灯が要るようで、完全装備のみなさんが尾根道を渡って博物館に突入しています。まあ、ヘルメットは落石から身を守るためにも必要なんでしょうが。
クレージーです・・・

引き返して、ラガッツォイ山頂に行きます。2778メートル。
さらにガスが濃くなります。鳥の声以外何も聞こえません。

ラガッツォイ山
そこからちょっと降りたところが、オーストリア軍の作った道なんですが、これも途中まで進んだところで、落ちたら死ぬのでもう先に進めません。お許しください。

ラガッツォイ山

つまり、ロープウエイの山頂駅を挟んで、2700メートルの山頂近くの同じ面で、イタリア軍とオーストリア軍がトーチカやトンネルを掘ってにらみ合っていたってことですよ。
地上の喧噪のまったく届かない、なんにもない自然の中で、落ちたら死ぬところで銃を突きつけ合っていたということです。すごいです。
そうかと思ったら、山頂の小屋にサウナを作って「ドロミテ一高いサウナだ」と喜んでいます。わけわからん。
カフェを飲んで山を下ります。

ラガッツォイ山

この山のてっぺん近くの岸壁の同じ側で、イタリア軍とオーストリア軍がにらみ合っていた。
ラガッツォイ山
| - | 23:13 | - | - | pookmark |