2015.08.30 Sunday
ヴィピテーノ ブレンナー峠まで20キロの小さな町 でも独自企業の本社がある シュテルツィング [イタリア2015]
ドイツ語ではシュテルツィング。2500メートルくらいの山に囲まれた、小さな町です。人口6300人、標高948メートル。ここからしばらく行った谷間にあるホテルに1週間滞在してるんですけどね。
はっきり言って、イタリア語よりドイツ語のほうがぜんぜん優勢です。
町の真ん中に、双頭の鷲が描かれた時計塔のある古い門があって、その門を挟んで中世の町がメインストリートとして広がっていて、観光客多数。
門を挟んで新市街と旧市街になっているのですが、旧市街の古い建物は14世紀の建物がホテルとしてしっかり営業中でした。室町時代やがな。
まあ、なんということはない、こじんまりとした町です。
あと、登山のために訪れている人も多いみたい。
この町の郊外に、Leitner Ropewaysという会社の本社があります。この会社のロープウェイやリフトは世界中に輸出されていますが、日本製よりはるかに優れた、高機能でハイテクなものです。ボルツァーノの町とソプラボルツァーノ村を結んでいるロープウェイがココのものでしたが、乗ってみてホントに驚きました。日本はこの分野では全然遅れていると思いますね。
イタリアにはこういう、独自性のあるよい会社がたくさんあると、ミラノの領事館の人に聞きました。
フェラーリに乗っているのはだいたいジジイ。まあマウンテンバイクに乗っているのもジジイだったりするが・・・
日本もイタリアも、ジジイは元気だなあ。