2015.09.21 Monday
テルマエ・ロマエ跡に立つホテル・ブルネレツキ フィレンツェをまじめに観光してみた [イタリア2015]
このまるい塔が、フィレンツェで一番古い、5〜6世紀の建物です。「わらの塔」と呼ばれているのは、女囚牢として使われていて、囚人はわらを寝床にしていたから。
この建物の周囲は、ホテル・ブルネレツキという立派なホテルになっていますが、そのホテルの地下深くに、1980年代に発掘された古代ローマ時代のテルメの跡があります。まさにこの塔の真下が、湯を貯めるタンクになっていたようです。
この近くの凱旋門のあるレプブリカ広場広場が、アウグスツスがフィレンツェの町の建設を命じたときのフォロなので、テルメを作るにはちょうどよい距離です。
発掘された陶器(古いものもまた再利用するので、いろいろな時代のが発掘される)が展示されています。
公開日が限られているようなので要注意。