SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS

07
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--

イタリア旅行記 健康・医療・美容・生活

イタリア旅行記 きょうの健康・医療・美容・生活
カネボウ、白斑が発症するメカニズムの一部を解明

 カネボウ化粧品の美白化粧品を使い、肌がまだらに白くなる「白斑」被害が生じた問題で、カネボウは14日、白斑が発症するメカニズムの一部を解明したと発表した。

  日本皮膚科学会などと共同で研究を行った。美白成分「ロドデノール」はメラニン色素の発生を抑制する効果があるものの、体内の酵素と結びつき、別の物質で ある「ロドデノール代謝物」を生じる。今回の研究では、この代謝物が過剰に生成されると皮膚細胞を傷つけることがわかった。このため、この代謝物が白斑を 引き起こす要因になったとみられるとしている。

 ロドデノールは開発時の実験で行った濃さの100倍で、細胞にダメージを与えることが確認されたという。同学会によると、ロドデノールを含む美白化粧品を使った人のうち、白斑を発症したのは約2%。発症の有無を分ける要因などは分かっておらず、原因究明を続けている。

| - | 17:26 | - | - | pookmark |
水俣病の新たな治療法の研究に取り組む

 環境省は、高齢化に伴って症状の悪化が懸念される水俣病患者らの新たな治療法の研究に取り組む方針を決めた。

 今秋以降、研究に協力する患者らを募り、病歴や症状などの情報をデータベース化。神経医療の最先端の知見を取り入れ、2018年度までに、症状を軽減するための治療法を確立したい考えだ。

  水俣病の公式確認から58年がたって患者らの高齢化が進み、胎児性・小児性の患者も多くが50歳代後半を迎えている。加齢に伴い、メチル水銀中毒による神 経障害で生じた筋肉の硬直などが進んで歩行が難しくなったり、全身のうずきや手足のしびれがひどくなったりしているとの訴えも相次ぐ。だが、慢性的なうず きなど、水俣病の症状の根本的な治療法は見つかっておらず、主にリハビリなどで対処しているのが実情だ。

 一方で、神経内科や脳神経外科の分野では近年、新たな治療法が急速に発展。このため環境省は、こうした最先端の医療を治療に取り入れ、患者らの症状を改善する研究に乗り出すことにした。

| - | 23:17 | - | - | pookmark |
子宮頸がんワクチンの「積極的な推奨」の中止を当面継続/厚生労働省
子宮頸がんワクチンの接種後に長期的な痛みなどを訴える事例が相次いでいる問題で、厚生労働省の検討会は4日、昨年6月からの「積極的な推奨」の 中止を、当面継続することを決めた。昨年10月〜今年3月末に、痛みや歩行障害の副作用が報告されたのは46件。接種が始まってから計176件(接種10 万回当たり2・0件)に上った。

 検討会は今年1月、ワクチンの成分が原因ではなく「心身の反応」と結論づけたが、座長の桃井真里子・国際医療福祉大副学長はこの日、「慢性的な痛みについて様々な意見がある。国民や患者に理解されることが大事だ」と話した。

 一方、厚労省研究班による全国11病院の治療結果も公表された。昨年9月〜今年6月で、ワクチン接種後に頭痛などの症状を訴えた患者112人中、70人がカウンセリングなどを続けたところ、47人の痛みが改善された。
| - | 16:35 | - | - | pookmark |
女子選手2000人を対象に月経異常の調査

 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、女子選手の体調管理を支援しようと、日本産科婦人科学会と国立スポーツ科学センター(東京都北区)は、女子選手2000人を対象に月経異常の調査を始めた。

 激しい練習で月経が止まり、骨を強くする女性ホルモンの分泌が低下し、疲労骨折する選手が多いためで、調査を基に対策を講じる。

 対象は日本代表約300人と大学生約1700人。月経周期、競技に支障が出る症状、疲労骨折の経験のほか、婦人科受診歴、月経の時期を調整する低用量ピルを使っているかも尋ねる。

 また、指導者約300人にも、教え子の月経に対する意識や対応を聞く。結果は今年中にまとめ、来年は、疲労骨折のリスクが特に高い高校生への調査を検討している。

 10歳代の日本代表選手を対象にした過去の調査では、無月経の選手は、月経のある選手より疲労骨折を経験した割合が3・5倍高かったとの報告もある。無月経が続くと不妊のリスクも高まるが、現状では、女子選手に適した治療指針もない。

| - | 10:12 | - | - | pookmark |
統合失調症治療薬「ゼプリオン」、死亡報告が32 

 統合失調症治療薬「ゼプリオン」の使用後に死亡する患者が相次いでいる問題で、半年間の死亡報告が32人に上り、直近1か月で11人増えたことが読売新聞の取材で分かった。

 この薬は昨年11月の市販開始から5か月間に21人が死亡し、厚生労働省は4月、販売元のヤンセンファーマ社に医療関係者への注意喚起を求めたが、以後も死亡報告が積み重なった。

  ゼプリオンは、成分が体内に長く残る注射薬で、4週に1度の使用で効果が続く。同社が今月、医師向けに配布した報告書によると、今年5月までの半年間の使 用者は推計1万1000人。死者32人中、12人は心疾患などによる突然死、4人は突然死が疑われる死亡だった。この薬だけで治療した30歳代の女性患者 は、2回目の投与後、体の硬直などの副作用で以後の投与が中止された。だがその後、頻脈、意識障害、肺炎などが起き、投与開始72日後に死亡した。

  こうした死亡例について、同社は報告書で「(薬と死亡との)明確な因果関係の有無は不明」としている。一般に統合失調症治療薬は多く使うと突然死などの副 作用を起こすことがあり、同社では「他の薬に比べ死亡率が高いとは判断していないが、より慎重な投与を医師に求めたい」と話す。

| - | 12:10 | - | - | pookmark |