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イタリア旅行記 健康・医療・美容・生活

イタリア旅行記 きょうの健康・医療・美容・生活
群馬大病院の死亡率はどう見ても高い/日本肝胆膵外科学会
日本肝胆膵(かんたんすい)外科学会(理事長・宮崎勝千葉大教授)は23日、腹腔(ふくくう)鏡手術の緊急調査結果を発表した。肝臓を切除する腹腔鏡手術 の全国の死亡率は0・49%だった。群馬大病院(前橋市)で2010〜14年に同様の手術を受けた患者93人のうち8人(8・6%)が手術後100日以内 に死亡していた。宮崎理事長は「(群馬大病院の死亡率は)どう見ても高い数値だ」と話した。

同学会は昨年11月から今年1月まで郵送調 査を実施。11〜14年の4年間の肝臓、胆道、膵臓の腹腔鏡手術の数や90日以内の死亡数などを全国207病院が回答した。肝臓切除手術は約8500例の 報告があり、公的医療保険が適用される手術で死亡率が0・27%なのに対して、難度が高い保険適用外の手術では1・45%だった。

群馬大では、手続きが必要な病院内の臨床試験審査委員会への申請をせずに、難度の高い保険適用外の手術をしていた。93例中58例が保険適用外で、死亡した8人はいずれも保険適用外だった。保険適用外でみると、死亡率は全国平均に比べて9・5倍高かった。

同学会調査で、保険適用外の腹腔鏡手術の実施に際して学内倫理審査を受けていない病院が55%あった。倫理審査の必要性について同学会としても注意喚起するとしている。
| - | 22:53 | - | - | pookmark |
群馬大学病院開腹手術の患者でも、同意書に手術による死亡率が書かれず記載が不十分

 群馬大学病院(前橋市)で肝臓手術を受けた患者が相次いで死亡した問題で、開腹手術の患者でも、腹腔ふくくう鏡手術と同様、同意書に手術による死亡率が書かれていないなど記載が著しく不十分であることが、遺族への取材でわかった。

 遺族は「すぐに退院できると聞いていた」などと話しており、インフォームド・コンセント(説明と同意)に問題があったとみられる。

 病院側が今月3日に発表した腹腔鏡手術の調査報告書では、開腹手術の同意書やカルテの記載について「腹腔鏡と共通の問題があった」と指摘している。

  開腹手術を受け、死亡した男性患者の同意書を見ると、「肝左葉切除+胆管切除・リンパ節郭清」という手術名の下に「出血」「感染」「縫合不全」など、合併 症が列挙されているだけ。問題が指摘された腹腔鏡手術と同じ形で、一般的に同意書で必要とされている合併症の発生率や死亡率の全国的なデータ、群馬大病院 での手術成績などは記されていなかった。

| - | 10:04 | - | - | pookmark |
富士フイルムホールディングスの経口薬「アビガン」死亡率を半減させた」との中間結果

 フランス国立保健医学研究所は24日、富士フイルムホールディングスの経口薬「アビガン」(一般名ファビピラビル)を、エボラ出血熱の患者に投与した臨床試験で、「血中のウイルス量の少ない患者で死亡率を半減させた」との中間結果を発表した。

 フランス大統領府が今月4日、「期待の持てる効果があった」と発表したが、詳しいデータが明らかになったのは初めて。

 臨床試験は昨年12月から西アフリカ・ギニアで行われ、アビガンを患者80人に投与。血中ウイルス量が比較的少ない患者では死亡率が30%から15%に半減した。しかしウイルス量が多い患者は、薬を投与しても死亡率が93%に上り、効果が見られなかったという。

| - | 00:27 | - | - | pookmark |
漏斗胸手術 筋層下ナス法では、肋骨と肋骨の間にある肋間筋の剥離した部分を通って
  漏斗胸患者の胸の両脇を2カ所切開し、片方の穴から体内を通ってもう片方の穴にテープを通します。そのテープで誘導して、弓のような形のステンレス製のバーを体内に通します。
 従来のナス法による漏斗胸手術であれば皮下にバーを入れるのですが、筋層下ナス法では皮下脂肪の下の筋層を剥離した部分を通して、肋骨と肋骨の間にある肋間筋の剥離した部分を通って、バーを筋層下の胸腔の中に入れます。
 バーは心臓の心膜の前と胸骨の間にある縦隔組織を通って反対側(左側)の胸腔内に出て、肋間を通って筋層下と皮膚を通って体外に出てきます。

 バーを体内に通した後、次に肋骨と肋軟骨の方向に引き上げます。その時、肋骨と肋軟骨は線状骨折を起こします。
 骨折しても、骨膜はつながっているので、骨が離断するわけではありません。肋骨骨折は、骨折の中ではいちばん治りが早く、3週間で治るものです。バーも添え木代わりになって回復を助けます。
 
| - | 21:02 | - | - | pookmark |
群馬大病院が最終報告 死亡した8人の病理解剖をしていなかった
群馬大病院(前橋市)で2010〜14年に腹腔鏡(ふくくうきょう)による肝臓切除手術を受けた患者8人が相次いで死亡した問題で、同病院は3日、8人全員の診療で「過失があった」とする最終の調査報告書を公表した。病院側は内容をすでに遺族に説明し、今後補償を進める方針だ。

同病院では、10年12月〜14年6月に腹腔鏡下の肝臓切除手術を受けた肝臓がんなどの患者8人が術後100日以内に死亡した。いずれも第2外科の40代の男性医師が主治医で手術を担当した。難易度の高い保険適用外の先進的な手術だったが、この医師は病院内の臨床試験審査委員会への申請をせずに行った。

最終報告では、8人全員について病院側に「過失があったと判断される」とした。手術前に肝臓の容量計算をせず、検査や評価が不十分で、家族らへの説明も十分でなかったと判断。一部の患者は手術自体の必要性に疑問が示された。診療科内での打ち合わせの具体的な記録やカルテの記載が乏しく、主治医の医療行為に不明な点が多いとした。また、死亡した8人の病理解剖をしていなかった。
| - | 22:14 | - | - | pookmark |